赤坂クリニックを訪れる患者さんに尋ねても約20%、すなわちわきがの年間来院数300人のうち約60人が、他院で治療を受けた経験のある“再治療”なのです
再発率が低く、根治性に優れるとされる反転剪除法を用いても、アポクリン腺を取り残すような中途半端な内容の手術では、わきがはほぼ再発します。
わきの下のアポクリン腺が存在する範囲の目安は、わき毛が生える範囲の約1cm外側までとされています(個人差あり)。過去に反転剪除法を受けているにもかかわらず、ニオイについての再治療を希望して来院される患者さんには共通点があります。それは、アポクリン腺を切除された範囲がワキ毛の生え際ギリギリまでだったり、もっと狭い範囲内で手術が終えられているという点です。当院の反転剪除法では、わき毛が生える範囲の約1cm外側まで、医師の目でアポクリン腺を直接見ながら切除しています。
健康保険が使え、個人負担を抑えた治療が望めるため、わきが手術を受ける人は増えていますが、半端な治療で済ませ、再治療を繰り返すのでは、身体の負担となるだけです。
確かな技術力を求める手術なので、医師の経験の深さや取り組みの姿勢などをよく見て、病院選びを行っていくことも大切です。
「以前に、他院でわきがの治療をうけたことがありますか?」
Yes 約20%
わきがは疾患と認められているので、治療に健康保険を利用できます!